音楽著作権の指し値? 詳しく解説

『NiziU-Make you happy』編


結婚式の生い立ちムービーどうしてますか? 最近はパソコンだけじゃなく、スマホアプリでもかっこいいムービーが作れちゃうので、どんどん自分で作っちゃいましょう。

で、その時に忘れちゃいけないのが音楽著作権

DVDに音楽を複製する場合、音楽著作権と音楽著作隣接権を支払わなければいけません。通常は挙式会場やわたしたち音響映像事業者に連絡すると”ISUM(アイサム)”という管理団体を通じて処理が即日完了します。が、ISUM(アイサム)のリストに無く、管理が複雑な楽曲もありまして、特に外国曲に多いのですが、今回お客様のご希望で著作権の申請を代行する機会があったので経緯も含めてお知らせしましょう。

その楽曲とは、、、

NiziU-Make you happy

わたしも大好きNiziUです。華やかなイメージのこの曲ですが、著作権に関してはとても複雑・・・。

まずはお客様から音楽著作権の申請をしてほしいと依頼があったのでいつものように”ISUM(アイサム)”で検索したが見当たらず。。。音楽著作権協会(JASRAC)に直接申請しました。音楽著作隣接権を所管する日本レコード協会にはお客様が個人で申請して許諾番号が発行されたそうです。

1週間ほどして、音楽著作権協会(JASRAC)から以下のようなメールが来ます



要するに管理をしている権利元が”指し値”を設定しているので金額を聞いてこっちに知らせください…、というもの。音楽著作権の”指し値” すし屋でいうと時価相場みたいなものでしょうか。

ま、それよりも気になったのが、”…金額をお知らせください。” の文言。いやいや、それをするのが音楽著作権協会(JASRAC)でしょ(^^;) と思いつつも、ソニーミュージックパブリッシングに聞いてみました。

すると1週間ほどして、



要するに、『最低でも10万円以上かかるけど、良ければ聞いてあげるよ、返事がいつになるか分からないけど…』、というものです。

この金額にプラスして音楽著作権協会(JASRAC)の”規定に定めるブライダル使用料額”がかかるので、かなりの額です。ちなみに音楽著作権協会(JASRAC)の料金は通常は作家さんに入る料金ですが、今回はソニーミュージックパブリッシングに入る金額がおそらく作家さんに入るので、”規定に定めるブライダル使用料額”は音楽著作権協会(JASRAC)のマージンみたいなものでしょうか。

NiziUの『Make you happy』は新郎も新婦も大好きな思い出の曲で、その曲を使って友人たちがダンスをする映像を作りお祝いする予定でしたが、あまりにも現実離れした金額で、余興は取りやめになってしまいました…。 友人たちは「1~2万ぐらいだったら払ってもいいと思ったけど、さすがに10万以上じゃ無理…」

なんか悲しすぎますね。このビデオで商売するわけじゃないし、もう少し良心的な価格設定を考えてもらいたいものです。

NiziUに限らず、外国曲を使いたい方はムービー制作を企画する前によ~くチェックしてみましょう。ISUM(アイサム)には外国曲もいくつかあるので、そちらから選曲するとスムーズですよ。